やっぱり私が一番気になってしまうのが、年金法改正の行方・・・。
あまり偏った制度にならないでくださいね、、、願うのは
それだけ。
社会保障審議会(年金部会)で資料がまとまったらしく、
昨日30日に詳しいものがでてました。その抜粋です。
率直に現在の40代50代は難を逃れられる??らしく
個人的には正直ほっとしました・・。
時間をかけて「中高齢寡婦加算」が減らされ、
現在の20代30代が将来子供2,3人が20歳くらい
になり「子無しになった状態」で40代
を迎えた妻が夫に死なれた場合に家計への影響が甚大ですね。
子供が複数いれば、誰か大学へ行かれなくなるかも・・
で、代わりに配偶者死亡時に離婚分割のように
死亡者の老齢厚生年金を生存している方に分ける
のを検討しているとか・・・。
中高齢寡婦加算は、子供が高校卒業後一番お金が
かかる時にもらえる給付金なので、助かった人は
たくさんいると思いますが、無くすんですね。
そう改正されると、子供が高校卒業したら、年100万も
遺族年金が減り(今まで中高齢寡婦加算60万があったので
40万減っていた)、でも死亡配偶者から分割された
老齢があるからマシになるってことでしょうか。
お金が必要なのは、40から60くらいの時期だから
支払う原資(配偶者がもらえるはずだったけど
もらえなかった老齢年金)は、40から60くらいの
時期に支払われた方が、私ならありがたいですよね、
65歳以降は、子育て(高校卒業後の金のかかる時期)
終わってますから
外国の遺族年金制度も結構、無期給付の国も
あるんですよね、こうして一覧を見てると。
「先進所得の遺族年金の性格を整理」って
必ずしも「一時金的性格」じゃないけどなあ。
一番大事なのは
4死亡したものが獲得した老齢年金受給権への
遺族への継承。
早く亡くなれば、死亡者に支払うはずだった
老齢年金分が浮きますよね。その分は、できる限り
遺族に支払われるべきだと思うのですが・・・
死亡者が支払った保険料や「長生きしたらもらえたで
あろう浮いた老齢年金分」が全く知らない、
軽い保険事故の人たちに支払われるんじゃ、
保険料を支払う意欲が失せるよね。だって、IDECO
で運用してたら保険料分は遺族に行くもんね。
考えれば、ウチも微妙。長生きする確率が
高いと思うから、私は保険料納めてるけどね・・・。
万一、私が早死にした場合・・・年金的には
大損なんですよね・・・。
子供に微々たる遺族厚生年金が出るだけだと思う。
あ、もう被保険者期間中3分の2払ってるし・・。
ただ、子供に対する遺族基礎年金はかなり
改善が見込まれそうです。
長くなったので、またお話しします。
社労士・FP AllAbout年金・社会保障ガイドの拝野(はいの)洋子でした。
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