オールアバウトで年金・社会保障ガイドを
担当しているFP・社労士の拝野 洋子
(はいの ようこ)です。
生活するのに、ときにはトラブルもあります。
トラブルが心配になることもあります。
生命保険は、家計における固定費です。
無駄な保険料をかけていないか、
確認しておいた方がいいでしょう。
何が心配で保険に入ったのか
思い出してみましょう。
原則としては、やはり 死亡保障は、最小限に!
多額の死亡保障が必要な時ってどんなときでしょう?
①子供の学費がかかるとき。
②子供が小さいとか、介護などで
配偶者がなかなか働けないとき。
③賃貸住宅に住んでいるとき。
④全般に自営業者でたくさん家族を扶養している方。
こんなところでしょうか。
必要保障額は、人により家庭により、
それぞれです。
遺族年金が出るケースも多いので、
その分は、必要保障額から差し引きます。
貯金額や、住宅事情、扶養家族、職業、
他の保険との兼ね合い、心配性の度合に
よっても違ってくるのですから・・・。
たいていの人は高額な死亡保障が
必要な期間は、限られていることが
多いのです。
若い時は、安い保険料でも、更新型の保険で、
いつのまにか保険料が高くなっていることも
考えられます。
保険証券を見直ししてみましょう!
家計の状況によっては、必要な時期だけ、
掛け捨ての保険にしてしまう
手もありますよ~。
損害保険の保険料も減らす話を
したいと思います。
例えば、自宅の火災保険。
心配だからと、いくつもの保険会社の
保険に入っている人がいらっしゃるようです。
例えば、保険金を新価5000万円で
住宅総合保険に入っていた場合。
心配だからと言って、A保険会社、B保険会社、
C共済に入ったとします。
実際に火事がおきて全焼。新価5000万円が
A保険会社で保険金が支給されたとします。
この場合、B保険会社、C共済からは、
一切保険金は支給されません。
つまり、A社以外は、今までの保険料が
無駄になったということになります。
同じ目的で、似たような保険に入っていませんか?
保険証券をの保険の目的を見直ししてみましょう。