オールアバウトガイドの拝野洋子です。
広島ですごい土石流です。自然災害にあったら?「被災者生活再建支援制度」が適用されます。
夏休み後半、台風や土石流の被害が
ひどかったですね。
広島の土石流は、夜中に起きただけに、
ほとんどの方が在宅で、余計に被害者が
増えてしまった感があります。
亡くなった方には、心よりお悔やみを申し上げます。
そして、ご自宅が損壊してしまった
方は、今後の生活が心配されます。
全壊や大規模半壊の場合に支援金が
最大300万円まで支給されます。
浪江町では、原発による長期避難が
支援金の対象にならなかったとのこと。
今回の、広島でも大規模半壊じゃ
ないけど、修復に時間がかかるケース
もあるでしょう。
どんな支援になるのか、気になりますね。
持ち家の場合、住宅ローンがある場合、
2重ローンの心配もあります。
東日本大震災の時は、5年ほど
利子補給が行われたそうです。
期間を決めて、無利息で300万円ほど貸し出しを行う市町村もあったそうです。
公立高校については、被災による費用の免除など就学援助も行われたそうです。
人的被害も深刻ですね。
死亡した方の遺族には、250万円から
500万円の災害補弔慰金が支給される
のですが、かなり、時間がかかることもあるそうです。
東日本大震災では、被害の程度に応じ、被災者支援とは別に義援金として、支給もされていました。
被災者生活再建支援制度は、原則10世帯以上の
被害が出た時に適用されます。
実際に支払われた世帯を見ると、1世帯だけの
災害もあるので、被害世帯が少なくても役所との交渉次第では支給される可能性もあるのでしょう。
しかし、念のため、世帯数の少ない地域にお住まいの方は
特に、「住宅総合保険」に入って、住宅の様々な災害に備えたいものです(原則持ち家の方は、同様とおもわれます)。
今回は雨による「土石流」という水害です。
比較的保険料の安い「住宅火災保険」では
給付金が支払われない可能性が高いです。
持ち家の方は、ぜひお手持ちの保険証券で
「水害」を被った時に、給付金が
支給されるかどうか、ぜひ確認してみてくださいね。
「住宅火災保険」を「住宅総合保険」に変更して
保険料が高くなっても、持ち家なら、必要な
出費だと考えて良さそうです。
被災者生活再建支援制度の手続きに必要な書類は、以下の通りです。被災されて呆然としてしまうかも知れませんが、もし、自分の身の安全が確認できて、お手元にスマホなどありましたら、ご自宅の状況を写真にとっておくことをお勧めします。
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